SJファンのちょっとした妄想記録帳。

さまよえる時間

はじめまして。

ようこそいらっしゃいました。

まだまだ初心者ペンがお届けするSUPER JUNIORの二次創作小説サイトです。
正しくは個人的妄想の保管場所と言うべきかも知れません。

よそ様の素敵なお話を読むのが専門だったので、まさか自分で書くなんて夢にも思わず
「とりあえずやってみるか?」的に始める事にしてしまいました。
妄想の泉は実はすぐに枯れてしまうかも分からないし、
脳内生産に手が追いつかないで時期に諦めてしまうかも?
ゆっくりぽつぽつと更新できればいいかなぁ と思っています。

拍手・コメント大歓迎。
反応があれば頑張れそうな気がします、いや頑張ります!!

そしてお分かりかと思いますが当サイトにおける登場人物の設定等は、
リアルなご本人達には関係無い事をご了承ください。


※ BLな表現は少なめで鍵付き記事は殆どありませんが
  読む方によって不快に感じられる部分があるかも知れません。
  その辺、ご了承ください。


まったくSJとは関係ないブログもサボりながら併走中。
「ちびくまのフラフラ寄り道」
http://spaziergaenger.blog.fc2.com/


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テーマ : 二次創作(BL)    ジャンル : 小説・文学
  1. ご挨拶
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時間(とき)の先に (43)

≪ Kangin side ≫


まさかイトゥクが居なくなるなんて思わなかった...。

小学校ももうすぐ卒業で、だけどこのまま中学校も一緒に行けると思ってた。
6年生も同じクラスになったって分かった時、「ミラクルだ~!」って、ガッツポーズでイェソンが大喜びしてたよな?
僕達、3年生で友達になってからずっと同じクラスだった。

春からはもう一緒じゃないのか?


長い冬休みの途中から、イトゥクの元気が無くなった。
いつも通り静かに笑ってるけど、どことなく寂しそうで僕もイェソンも心配してた。

『なぁ、カンイン。イトゥク、病気?楽しそうじゃない...。』
「何かおかしいよな?」


そんなある日、イトゥクのオンマが「お昼、イトゥクと一緒に食べない?」と電話があった。
だからイェソンと一緒にイトゥクの家にお邪魔する事にしたんだ。

「今日はイトゥク、元気かな?この頃悲しそうな顔ばっかり。誰かにいじめられてるとか無いよな?」
「僕達が友達って分かってていじめるか?」

だよなぁ...って言いながら、イェソンが首を傾げた。


『いらっしゃい!』と迎えてくれたイトゥクは少し目が赤かった。
泣いてたの?
オンマに怒られた...とか無いよね? 僕とは違うもんな。
怒られる様な事、きっとしないね。


『カンインのオンマみたいに色々作れなくてゴメンね。』

イトゥクのオンマはそう言ったけど、レストランみたいに1人ずつサラダやスープ、お肉のお皿が並んで
豪華だったしとても美味しかったよ。
デザートのアイスクリームを食べてると、おばさんが「2人にお話があるの。」って、僕達の顔を見た。


イトゥク、引っ越しするんだって。
アッパがまた違う所でお仕事するから、一緒に行くんだって。
仕方ないよな。


『でもね、3年経ったらまたここに戻って来るの。それはね、おじさんが会社としっかり約束して貰ったから。
もう転勤しないで良いって言われてたから、この家買ったのに!』

おばさん、ちょっと怒ってるし。

このところイトゥクが元気なかったのは、引っ越しする事が原因だったのか。

隣りのイェソンを見たら、溶け始めたアイスをグルグルとスプーンで混ぜてるし、
イトゥクは下向いちゃってるし。
何かお別れ会みたいになってるのって...イヤだなぁ。


「イトゥク、3年経ったら戻って来るんだろ?僕達の事、忘れるなよ?」
『そうさ。一緒の高校へ行こうよ。カンインはすご~く頑張らないといけないかも知れないけどな?』
「失礼だな。今日から頑張れば何とかなる...よね?」

イトゥクが笑った。
それが嬉しかった。


帰り道、イェソンと出来るだけイトゥクと一緒に居ようって決めた。
毎日は無理かも知れないけど。
余計にお別れが辛くなるかもだけど。


『3年なんてすぐさ。離れてたって春から中学生だから、僕達で電車乗ってイトゥクに会いに行けばイイんだよ!な、そうだろ?』
「イェソン、たまにはイイ事言うんだな?」
『いつもイイ事言ってる。カンインが聞いてないだけだ!!』


イェソンが道に積もってた雪を丸めて、僕の頭にぶつけて来た。

「何を~!?」

僕もお返しとばかりに、さらに大きな雪玉をイェソンに投げた。
頬っぺにヒット。


『アンタ達、こんな所で雪合戦しないの!』

通りがかった知らないおばさんに叱られた。


次の日、イトゥクのこの話をしたらクスクス笑い出した。
そう、そうやって笑ってて欲しいんだ、イトゥクには。

泣いたりしないんで欲しいんだ。









テーマ : 二次創作:小説    ジャンル : 小説・文学
  1. 時間(とき)の先に
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Miracle Egg (4)

ヒョンからのバースデーカード...。

このままずっと毎年貰えるとしても、今年一挙に増えたよww
僕の手元に手紙がいつ届くか分からない状況だから、ヒョンは今月書いた手紙の全部に小さなカードを同封して来た。
どれもみんな同じ内容だったら?
それはそれで笑えるかも。

どこで見るかが肝心。
他の人に見られたくなくて、予めリサーチして結局ここ。
外付け非常階段のドアの外。
わずかな自由時間だから、急いで読まなくちゃ。


初めてヒョンからバースデーカードを貰ったのは、僕が中3の時だったよ。

2年生の2学期の初めに、僕が中央図書館近くで落とした学生証の入ったパスケースを
拾ったのがヒョンで、わざわざ届けに来てくれたんだ。

でもね、ヒョンはケンカが強くて向かうところ敵ナシで、地元では有名な高校生バンドのボーカルで、
僕達中学生からしたらビビる様な呼び名が付いてたんだよね。
”歌う狂犬”だよ?
陽気なんだか、狂気(凶器?)なんだか?って感じでしょ?

授業が終わって帰り支度をしてたら、校門に呼び出されたんだもん。
「2年D組のキム・リョウク?」ってパスケースを渡された時、切れ長の目がどれだけ怖かったか。
ちゃんとお礼も言えなかった。

だから後日、今度は僕がヒョンの高校へ勇気を持って突撃したよ。
お礼言わなきゃでしょ?


「わざわざお礼なんてイイのに...。」

逆にヒョンがビックリしてたよ。

高校からバス停までの間にあるカフェで、キャラメル・アップルラテを奢って貰ったけど...。
向かい合わせに座っても一向に話なんて弾まなかった。
すると同級生らしい大きな人がズカズカとやって来て、僕の隣りに座った。
こっちのお兄さんもちょっと怖いなぁ...って思ってたらさ。

「お前、学生証落としたキム・リョウクだろ?ジョンウンが『きっとこの子、困ってるよな?』って心配してさぁ。
そんなに心配なら自分で届けろ!って言ったら、本当に行っちゃって。
こいつ、本当は優しい奴なんだぞ?」

笑うと目が無くなっちゃうヨンウンヒョンだったんだよね。
微妙な気まずい空気を破ってくれた。

「来月、高校生バンドが集まるライブがあるんだ。俺達も参加するんだけど、キム・リョウクも来る?
”歌う狂犬”見てみたいだろ?」



ヨンウンヒョンに誘って貰ったライブで、僕はジョンウンヒョンの大ファンになったんだ。
だってカッコ良かったんだもん。
でも春になったら受験生だから、ライブはしばらくお休みって聞いて残念だった。
接点が無くなっちゃう...。


何がどう気に入ったのか、ヒョン達は時々、僕を誘ってくれた。
映画館だったり、新しくできたピザ屋さんだったり。
いつもジョンウンヒョンと一緒のヨンウンヒョンが、ちょっとだけ...ほんの少しだよ?
邪魔だった!



知り合って初めての僕の誕生日の少し前の事。
偶然、ヒョンに会ったんだ。
高いモノはプレゼント出来ないけど、それを踏まえて何か欲しいモノあるかって聞かれて、
僕は「ヒョン。」って言っちゃったんだ。
ヒョンが僕の為に使ってくれる時間が欲しかったんだけど...

あの答え方はちょっとね...だよね?
ヒョンが一瞬「えっ?」って面食らった顔になった意味を、僕はずっと後から理解したんだった (〃▽〃)


「僕の誕生日、日曜日でしょ?
僕もヒョンも受験生だから勉強しないといけないけど、半日でイイから一緒に居たいです。
図書館の自習室で一緒に勉強でも構わないから...。」

これってデートのお願いみたいなもんだよ。
僕、思い切ったよね?


日曜日なのに学校へ行くみたいに家を出て、ヒョンと待ち合わせして図書館へ行った。
実は成績優秀のヒョンに、僕が苦手の数学を教えて貰った。
授業より断然理解できるのは、僕もイイところ見せたくて必死だったからかな。

勉強はお昼までにして、図書館の近所に出来たベーカリーカフェでランチをして、
その後は楽器屋さんに行って、本屋さんに行って。


最終的に夕方、ヒョンは僕の家の近くまで送ってくれた。
遊具は小さな滑り台と鉄棒しかない公園があって、そこのベンチに座った僕達。
他に誰も居なかった。


ヒョンがゴソゴソとカバンから取り出した紙袋を僕に「はい。」と差し出したんだ。
「改めて...リョウク、誕生日おめでとう。」

金色のリボンシールが張られた紙袋を開けると、小箱と白い封筒に入ったバースデーカードが出て来た。

『お誕生日おめでとう。次の誕生日までの365日、リョウクがずっと笑顔でいられます様に!』
そう書かれたカードを見ると、嬉し過ぎて逆に泣きそうになった。


箱の中身は4色のラベンダーカラーのガラスが、ボーダー状組み合わされたストラップ。
「それな、俺のリョウクのイメージなんだ。澄んだ色で、その雰囲気が癒してくれるっていうか...。」

僕、こんなに綺麗な色ですか?
ヒョンの癒しになってるんですか?

夕陽に透かしてストラップに付いているガラスをかざして何度も見た。


「あ。」


何の前触れも無かった不意打ちのヒョンからのキス。
僕のファーストキスだったのに!!

「あんまり可愛かったから...。」

そんな理由で男子にチューしちゃう?
まぁ...驚いたけどちょっと嬉しかった筈。

どうやって家まで帰ったか覚えてないんだよね、僕。


なんて事もありました。


そして今年のカードは?

『リョウクが元気で幸せでいてくれます様に。』  
『リョウクがこの世に生まれてくれた事に感謝するよ。」
『リョウクの笑顔が俺の元気の素だよ。』

ヒョン、メッセージがありきたりだよ。
普通、普通、67点!

『100万回のキスを送ります。』
唇腫れちゃうからね?

<<でもそう言いながら、ちゃんと数えてそうだよな?>>
そんな声と後ろからハグされた時のヒョンの温かさを感じた。


玉子と妄想ごっこやってるヒョンの事、笑えないね、僕。
魔法の玉子ナシでこんなだもの。
いやまさか、ヒョンがバージョンアップしたの?


だけど僕、愛されてるよね、ヒョンに。
絶対そうでしょう?
僕はそれ以上にヒョンを愛してるけどね。


今度会った時、そう言おう。
鋭いまなざしがふにゃっと柔らかくなるんだ、きっと!


もう、会いたくなったじゃない!!


テーマ : 二次創作:小説    ジャンル : 小説・文学
  1. Miracle Egg
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Miracle Egg (3)

俺の大切なリョウクは軍隊でうまくやっているようだ。
新兵訓練期間中に、幸運にも軍楽隊に選ばれたって聞いてホッとしたよ。
あらかじめ試験を受けてた訳じゃないからな。

一般兵に比べれば少しは楽かもな?

「学校行事にも駆り出されるんだよ?けっこう忙しいんだから...。」

ちょっと前の電話でそう言ってたっけ。
中学生の時、部活でクラリネットやってて良かったじゃないか?
でもまずは入隊時の確認書の趣味欄に「音楽」って書いてなきゃダメらしいぞ。

「だけどね、ヒョン。僕、クラリネット担当じゃないんだよね。」

だったな。
アルトサックスなんだってな。
でもすぐに吹ける様になってるんだろ?

しかし、あれだよな。
リョウガ、お前が軍楽隊の制服着るとその、何だな?
キリっと凛々しいというより、吹奏楽部の学生がイベントに参加してます的な?

ryeowook music 2

で、時と場合によってはジャケットじゃなくてTシャツだって?

ryewook music

www
軍人じゃなくて完全に学生だな?
あ、まだ大学生だったよな。
今までも大学生に見られてなかったし。

アッハッハッハ。
きっと可愛い、いや絶対に可愛いな!


《ヒョン、笑ってちゃ玉子、焦げてるし!》
「あ、マズいっ!」
《他人の事、勝手に想像して笑ってるからだよ?ホントに失礼なんだから!!》
「すまん、悪かったよ。だけどその赤のTシャツ、”クラブのみんなで揃えました”みたいだぞ?」
《こっち向いてないで早く玉子、ひっくり返しなよ...。》


フワフワで美味しそうな感じに焼きあがる筈なのに、生地が柔らかくて巻くのに悪戦苦闘。
見た目は少し残念な感じになったけど、多分食べれば大丈夫だと...。
な、リョウクもそう思うだろ?
だし巻き玉子の1歩はここからだよ。

《頑張ってよ、ヒョン。》
「おぉ、任せとけ!見た目も味も完璧なのを作れるようにするぞ。」

隣りを見ると、リョウクは居なかった。

いつもの「玉子の魔法」は食べ終わってから消えるんじゃなかったか?
いや、ちょっと待て。

今日は『黄身の名は』じゃなくて、普通の卵だった筈だ。
リョウクに会いたい気持ちが募り過ぎて、とうとうこんな事まで出来るようになったのか、俺。
それとも病気なんだろうか?


う~ん。
ひょっとしたらそのうち一瞬でも、リョウクをテレポートさせる事が出来るようになるんじゃないかなぁ。
お邪魔じゃなければ俺が向こうに行っても。



...と言う事も手紙に書いておこう。

そうそう。
いつリョウクの手元に届くか分からないから、今月書いてる手紙には小さいバースデーカードも
一緒に送ってるんだ。
これ、何通目になるんだっけなぁ。
誕生日までは開けるなって、書いておいたんだけど。


日記の様な手紙を送ってる俺を、リョウクは笑いながら読んでるんだろうな。


出会ったばかりの頃は俺の事、「怖い人」と思ってビビってたよな?
ヨンウンがそんな俺達の間に入って来て、あの笑顔で微妙な雰囲気を変えてくれたんだったな。
あ、昨日久し振りにアイツと飲みに行ったんだ。


まさかこんな関係になるなんて、思ってなかっただろ、俺達?
でもな、ヨンウンは「どうにかなるんじゃね?」って感じてたらしいぞ。。
アイツの第六感も当たる事、あるんだな。


ヨンウンもお前の事、心配してた。

「面会行かなくちゃだよな?それか予定確認してイベント見に行くとか?」
う~ん...と答えを濁してたら、「心配じゃないのか?会いたくないのか?」って絡まれた。


違うさ。
その逆。
会いたいけど、会いに行ったら帰るのがイヤになるなる。


「”歌う狂犬”も今じゃ”ご主人の帰りを待つ子犬ちゃん”になったのか?」


ハズレてなくも無いけど、ヨンウンのその言い方に若干ムカついたから、一発殴っといた。
噛みついてやれば良かったか?



テーマ : 二次創作:小説    ジャンル : 小説・文学
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<< Three Anglers ③ : Donghae >>



「明日、いっぱい魚獲って来るから期待しててね、ヒョン。」

昨日の夜、僕は寝る前にイトゥクヒョンの部屋でそう言いました。
だって当日の朝、ヒョンはぐっすり寝ていて絶対に起きないと思うから。

「いっぱい獲れなくてもイイから、危ない場所に行ったり、危ない事は絶対しないでよ?」

ヒョンはどこまでも心配性です。
大丈夫、約束は守ってます。

それに魚もかなりゲットしました。
僕、大活躍だし!


早めにお昼ご飯を食べて、今度は本格的に釣ってみようかと思います。
おじさん達が魚が掛かりやすいポイントを教えてもらいました。

「いつも来てるハラボジが今日はお休みで、絶好のポイントがちょうど空いてるよ。そこで釣ったら?」

おじさん達、チャンスだったのに僕達にベストポイントを譲ってくれました♪

今度は浅瀬じゃないから、はまらないようにしなくちゃ。
落ちたら流されちゃうもん。


少しずつ離れて僕を真ん中に、ヒョクが左側、シウォンが右側に並びました。

僕、予習して来たんですよ。
エサの付け方、竿の投げ方。

「ヒョク、エサ付けられないの?僕が付けてあげる。」
「シウォン、リールはもっとゆ~っくり巻いた方がイイと思うよ。魚がエサに追いつけない。」


何で2人ともそんな驚いた顔するの?
僕、お祭りで金魚すくいもウナギ釣りも上手に出来るじゃないか!?


なのに最初に釣り上げたのはヒョクでした…。

お日様の光に当たって、キラリと光る銀色の魚。
でも食べるところ、少なそうな細い身。
いやいや、あんまり綺麗で食べるべきではない感じ?

僕が上手に針を外してバケツに入れてあげました。


僕のところにもエサをツンツンしてる感じがあるのですが、なかなか食いつきません。
もしかしたら僕達みたいにお昼ご飯食べちゃったんですかね?

何回か竿を投げ直してたら、やっと1匹釣れましたよ。
大暴れに暴れて、僕は水をいっぱい掛けられました。
平気ですよ、僕のTシャツは”そっかんせい”だから。
すぐ乾くヤツです、そうですよね?


それを見て笑ってたシウォンの仕掛けにもヒットが。
「よいしょっ!」と引っ張り上げると、少し大きめのブロンズに輝く魚でした。
ヒレが少し赤っぽくてカッコイイ!


しばらくしてヒョクとシウォンは飽きちゃったのか、満足しちゃったのか、
バケツに入った自分達の魚を見ていました。


僕も何匹か釣ったのですが…。
ヒョクが「量より質だよ。」なんて言うんですよ!
シウォンは「ウニョクの魚は見た目はキレイだけど、食べるとどうかな?ドンへのはどれも美味しそうだよ?」って言ってくれました。


僕、ウニョクにあんな事言われるとちょっと悲しい。
すっごい大きな魚、釣れないかな?
ウニョクがビックリする様な…。

少し凹んだ気持ちで川を見つめていると
「ごめんね、ドンヘ。意地悪な言い方して。あんまりドンヘが上手くて、悔しくて。」
と、ウニョクが僕をハグして来ました。

その時です。

「お、ドンヘ!引いてる、引いてる!」


うん、分かってるよ、シウォン。
僕の手にも魚が引っ張る力が伝わってるから!

大きいのかな!力が強いよ。
きっと大物!


少しずつリールを巻き上げて、最後によいしょと引っ張り上げると。


「あれれ、意外と小さい。」
「でもドンヘ、見てご覧よ。」
「小さいけどピカピカの金色だよ。」



スゴイなぁ。
僕達、メダリストみたいじゃないですか?
金・銀・銅の魚が揃いました。


おじさん達に見せに行くと「おや、これは珍しいね。」「縁起が良い。」と言われました。

縁起がイイんですか?
ふふふ。
僕達、いちおうこれでも「わらし」ですからね?


ヒョン達に早く見せたくて、おじさん達に今日のお礼を言って、お家に帰ることにしました。
今日の魚釣り、僕は楽しかったです。



「ねぇ、この金・銀・銅の魚は食べない事にしない?」

ヒョクがそう言いました。

「縁起が良いって言われた魚を食べちゃいけない気がする。」

シウォンも食べる気は無いみたいです。
僕も2人の意見に賛成。

「帰ったらイトゥクヒョンにこの3匹を飼えるようにお願いしようよ!」



お家に帰ったら、僕達はみんなの大拍手に迎えられました。

「大漁だね。」
「ドンヘ、良くやったな!」


シウォンが僕達3人を代表してイトゥクヒョンに「この3色の魚を飼ってイイですか?」って尋ねたら、
答えが返って来る前にイェソンヒョンとカンインヒョンが「「水槽っ!!」」って走り出しました。


そんな訳で僕達のお家のリビングでは、水槽が置かれて3匹の魚達が引っ越ししてきました。


たまにね、シンドンヒョンが水槽を覗き込んでる姿を見ると、ドキドキするんですけど…。
だってヒョン、「おいしくな~れ!」って言ってるんです。

それ、リョウクがご飯作る時に言ってるおまじないでしょ?


そうそう、他の魚はね、焼き魚とフライになりました。
美味しかったですよ。


それから2週間程経ったある日の事です。
ヒチョルヒョンがキッチンでお水を飲んでる僕の側にスッと寄って来ました。

「おい、ドンへ。ヒョン、次はマグロが食べたいな。」

ヒチョルヒョン、マグロはね、川では獲れませんよ。海ですよ、海。しかも船に乗って…。

ヒョンは僕の顔の前で1枚紙をひらひらさせました。

マグロ船求人募集
しっかり働いてガッツリ稼ごう!




ヤダよ。
それに獲れてもすぐに食べられる訳じゃないんですよ?
港を出たらすぐに帰れないんですからね!


ソンミンヒョンにマグロのお刺身、買ってくれる様に一応頼んでみますから。
それで許して下さいね?
マグロ漁船はどうか勘弁。





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プロフィール

ちびくま

Author:ちびくま
カンインが入口でSJペンも無事4年目に突入。
(まだまだ勉強不足ですが。)
現在もカンインペン続行中。

カントゥク・2woon・イェウクがお気に入り。

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